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石田衣良 愛がいない部屋
だれもが憧れる高級マンションに住む人たちそれぞれの日常を描いた短編集。 同じマンションに住んでいるという設定によって、舞台は同じなのにそれぞれの抱える悩みによって風景がこんなにも違って見える。 ここに出てくる10人の女たちは、このマンションに入居したきっかけも、生き方もそれぞれリアリティーがある。 リアルすぎて結構凡庸な印象かな・・・ 帯や背表紙を読んでこの本を選ぶと期待倒れするかも。 男性の描く女はエロいか凡庸のどっちかしかないのか?!今後の研究課題であります。
死小説 福澤徹三 夏には欠かせないホラー!! とはいっても私は年がら年中恐怖譚を求め、その収集に余念がない者です。 時に渇いたように求めてしまう恐怖。(時々ハマって飲みまくってしまうコーラに似てる。) もはやライフワーク。ここまでくるとちょっとやそっとじゃピクリともしないのです! この本。 ホラーとは言わせん! ちょっと不思議でちょっと不気味、なお話。
京極夏彦 他 怪談実話系 書き下ろし怪談文芸競作集 それに引き換えこれは!! これというか京極夏彦の「成人」はすごかった!! 2重にも3重にもしかけられた恐怖&トリハダ。 珍しい形式でもあるのではないのでしょうか。まるで打ち上げ花火のように、打ち上げられた大輪に目を奪われると思わぬ方向からヤラれる。 この短編集、頭にこれを持ってくるのはずるい!他の話をあんまり覚えてません。 これなら「幽談」買えばよかったかも。
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友達の彼がEXILEのATSUSHIに似てるって言ってたのに亀田だった。
香取慎吾に似てるからって言ってたのに鯖に激似。 そんな経験だれしもあるはず。 おめぇは目医者行っとけや!!と心の中で叫びつつ、彼女の目には彼はどんな風に見えてるんだろう・・・ と思う。 恋というフィルターがかかることで、鯖は香取慎吾に、亀田はEXILEに、謎の外人はブラピに、離れ目の犬顔はキムタクに。なんだか小汚い昆布のような髪型の殿方はオダジョーに。 なんて素敵なマジック ![]() そのフィルター越しに彼を見てみたら、私も彼を好きになってしまうかも ![]() ![]() 今回紹介するのは、そんな他人の脳味噌の中を映像として見ることができるようになった未来のお話です。 清水玲子 『秘密』 この技術は、死後脳に著しい損傷のない遺体に限り、その脳を特殊な解析にかけて死体の見てきたものを映像にするというもの。 それによって事件性の高い事件は、殺された時の状況や犯人までも特定できてしまうのです。 ところが、人間の脳というのは膨大なメモリー容量があり、事件当時に行きつくまでにその人が見てきたものが「全て」第三者に映像として露呈されてしまう。 その特殊性とプライバシー保護の観点から、この方法は科学警察研究所法医第9研究所において、必要と判断された事件の捜査にのみ応用されているのです。 未来の話ではありますが、その「技術」以外は今と変わりなく、違和感なく読めます。 見るという行為はただ漠然と‘見る‘だけに止まらない。 見た人の感情によって見え方は大きく違ってくる。そして、その‘見た‘感情は、全て第三者が見る映像に反映されてしまうのです。 主人公はこの研究所の室長で、捜査を仕切る薪警視正(ラルクのHYDE風・・・でしょうか・・・)と、新入りの青木。 人が殺害されるまでに至った経緯。 それを辿ることで犯人が犯行に至るまでの心理が解ってしまう。 そこに見えてくるものとは・・・・ 死んでから、自分の、自分だけが知っているあんなことやこんなことが人前に晒されるとしたらどうなんでしょうか? 写真にも残さなかった、日記にも書かなかった、誰にも見られる筈のない心の中に仕舞っていたこと全てが白日の下に! 私を殺した憎いあいつが捕まるなら秘密の一つや二つどうでもいいかも。 っていうか死んじゃってるから恥ずかしいとかわかんないかも? 私のような浅い人間が、持ってる秘密なんて見ても見なくてもどうでもいいんですが、そこはさすが清水先生。 人の脳(=心)に隠された「秘密」の恐ろしさ、おぞましさ、そして美しさを見事に描いていらっしゃます。 現在5巻まで刊行されていますが、私が特に好きなのは、2巻収録されている2つ目のお話です。 殺人を繰り返してきた美しい少女の秘密とは? 彼女に殺された盲目の少年その愛犬。その犬がずっと見続けてきたものとは・・・ 愛するものがいるということで、世界はこんなにも美しくなる。 泣きました。 清水玲子先生の作品は、夢のように美しい絵からは想像できないほどに酷く残酷だったり、凍えそうな寂しさを容赦なく描いたものが私は好きです。 また、そういう世界観を描いてはこれほど素晴らしい方を知りません。 そしてその冷たさの底に沈んだ美しいものの煌き。 『Magic』も大好きな作品の一つです。 少女漫画、とこの期に及んで括るのはナンセンスですが、清水玲子先生と山岸涼子先生はマスト!!です。 結構へヴィーですが、ささること間違いない! 気になる方は是非★
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猫ブームだそうで。。。
流行りモノは嫌いじゃないけど、生き物をブームに据えるってどうなのかと思う。。。 ちょっと前は明らかに犬ブームだった。 そして、ブームに乗って犬を飼った人っていると思う。しかも結構な割合で。 「犬?別に好きでも嫌いでもないよ」っていう人がブームになって「かわいー 私、犬大好きなのー」とかって座敷犬をわらわら複数飼ったりしてんじゃないかって、ちょっとイヤーな気持ちでした。そういうのって今度猫ブームっていうと猫飼ったりするのかな。 犬はどうするの? 生き物と暮らすってただ事ではない手間が掛かることも、お金がかかることも、それ以上に彼らを最上級&最優先に据える愛情が必要。 彼もしくは彼女をボロ雑巾のように捨てる覚悟がキミにはあるのか? 「あたし(俺)猫嫌い。捨ててきて」「うるせえ、じゃあお前が出ていけ」という覚悟が!! (私よりも猫を愛してくれる彼氏募集中です )かく言う私も猫が3匹います。 この子たちに出会って愛を知ったと言っても過言ではないのです。 やることなすこと、猫のことを考えてから。 苦に思ったことは一度もなくて、今思ったけど、コレって習慣です。 まあ、普通そうでしょう。 しかし、周囲には猫狂いとして知れる私が今一番!! って思うのがコレ!! くるねこ大和 『くるねこ』 ブログを書籍化したまんがです。 たまにブログを覗くのですが、その度に面子が変わっています。 そう! この作者の方はやたらと猫を拾ってしまうのです。 里親募集のために始めたブログが大人気になり、本になったのです。 もんさん、ポ子ちゃん、ぼんちゃん、トメちゃん、胡ぼんちゃん・・・みんな個性的でかわいい ![]() なにより、作者のくるねこさんが猫のことをとても大切にして愛しているのがわかります。 ここまでするのはなかなか大変でしょう。。。 頭が下がる思いです・・・ キャラクターの書き分けも、日々よく見ていればこそ。 猫を飼ったことがある人なら「わかる!!ある!!」っていうことが満載 ![]() それにしても猫をやたらと拾っちゃう人っている ![]() そういう人ってちゃんとした里親を探し、自分が引き取ると決めた子たちが結構な数になっても、それぞれ十二分にしてあげられる人。 こんな人の所に猫の神様が、捨てられてしまった猫たちを託してるんだなと思わずにはいられない。 ご本人達は育てる苦労・里親を探し、吟味する苦労・別れの辛さといろいろ大変でしょう。。。 だけど、やっぱり神様に見込まれた人たちなのでしょうね。 私なんかはぜんぜん拾いません。 (拾ったけど、友達にあっさり決まりました。拾ったその足で訪問し、無理だったら返してね という、至極ライトな引渡し。溺愛されて超ワガママに育っています。何よりです まゆちゃん、ありがとう やっぱり間違いなかった )猫を愛する者として、いつかは神に選ばれる程の(猫にとっての)人格者になりたいものです。 猫が好きな人におすすめ ![]() 心構えの書としてもBESTです ![]()
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またまた超ひさしぶり★
多忙につき、ゆっくりパソコンを開いてる暇がなかった上、こいつがまた調子悪くて ![]() 起動するなり「ぶーーーーん!!!!」とか唸りまくった挙句、何の断りもなくぶっつり電源が落ちる始末。 ちょっとした調べ物もできず、ブログの更新なんてもってのほかだったのです。 が!! 会社の子が調べてくれた対処法を試してみたところ、なんか治ったっぽい ![]() よっしい、ありがとう ![]() ![]() そんな間も本はこつこつ読んではいたのですが、「これは!!」ていうのはなかったな。 安室ちゃんとEXILEになんだか夢中になってました。 VIVA!!アラサー ![]() だけど印象的だった本を紹介します。 吉田修一 『さよなら渓谷』 小さな町で起こったある事件。 容疑者宅の隣家に住む若い夫婦の不可解な行動。 この夫婦に関心をもった記者が夫婦の過去を調べ始め、浮かび上がってきた過去とは・・ このモデルになっていると思われる事件、私の実家に程近い町で起こりました。 それと、なんとも寂しげなタイトルに魅かれて手に取りました。 寂れた片田舎で白熱する事件報道、うだるような夏。 周囲の熱が上がるほど、夫婦の物語は静かに冷たく流れていきます。 女は過去から逃れられずに引きずられ、過去から逃げ切ったかに思えた男は自らそこに戻った。 今、もしかしたら幸せなのかもしれないのに、消せない過去のために女は男を陥れ、男はそれを甘んじて受けた。「もっと不幸になるために」。 誘拐犯と被害者が、一緒にいるうちに運命共同体的な感情に陥る現象があるそうですが、それとも違う。 こんなことってあるのかな。。。 なんだかあるような気がする。 好きとか嫌いとか、愛とか恋とか、出会って何かがあって(もしくは一目で)感情が発露する前に二人の間に事故のように不幸な出来事が起こってしまったら? 仄暗くて甘さゼロ!なラブストーリーです。 桃色恋物語に飽きた方は是非。
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私のチョイスの中で、今、まんががほんのり豊作中!!!といっても、もう完結しているものにも手を伸ばし、何となく読んでなかった名作に出会って喜んでいるのですが。。。 特に手塚治虫マイブーム ![]() そんなときに発見!! 「聖★おにいさん」 「神の子」・イエスと、「目覚めた人」ブッダが休暇を取って下界へやってきた!! しかも立川。 仲良しな聖人二人は、プールに行ったりジェットコースターに乗ったりと、下界ライフを楽しんでいるのですが・・・ どことなく俗っぽい聖人二人がおもしろすぎ!! イエス・キリストと、ブッダの物語をまあだいたい知ってるよっていう方は安心ですが、全く分かんないという方は、10倍楽しむためにも「よい子の偉人シリーズ」(まんが)でOKなので、予備として読んでから臨みましょう♪
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私、犬大好きなのー」とかって座敷犬をわらわら複数飼ったりしてんじゃないかって、ちょっとイヤーな気持ちでした。
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という、至極ライトな引渡し。溺愛されて超ワガママに育っています。何よりです
まゆちゃん、ありがとう
やっぱり間違いなかった







