『果てしなき渇き』
気が遠くなる程のスピード感。

「このミステリーがすごい!!」のグランプリを獲得したこの作品は、とにかく恐ろしい程の展開で、読む側の私も物語の渦の中に巻き込まれていきました。

元刑事の藤島は、失踪した娘、加奈子の行方を追ううち、果てしない闇に巻き込まれていく

4日間の物語なのですがとにかく濃い!!!
私ですら、ぞっとする表現や描写も満載。
この手の描写マイ・ナンバーワンは、新堂冬樹先生の『吐きたいほど愛してる。』だったのですが、本作の方が生々しい。
ですので、苦手な方には決してオススメできない事をここに宣言します・・・。

註*(『吐きたいくらい・・』は、世の女子がよく口にする、「生理的に受け付けな〜い」みたいなのは丸めて鼻の穴に突っ込んでやるぜ、と思わせるくらいな、生理を揺さぶる秀作。
あらゆる意味で面白かったけど、二度と読みたくなくもある本です。。。)

美しく、魅惑的な娘・加奈子に関わった人々は、全てを破壊され、狂わされていく。
加奈子はリアルタイムで現れることは決してなく、人々に語られ、回想されるだけである。
それでもはっきりした実像はつかめないものの、強烈なインパクトと存在感があり、加奈子に興味をひかれ、作中の人物が彼女を追い求めるようにこちらもページをめくってしまう。
いつの間にか、私も加奈子に魅了されていた。
もっと、彼女のことが知りたい。
彼女が導く、そして彼女自身が堕ちていった闇の行方をもっと知りたいと希求してしまう。

最初に、暴力的な表現が多彩と書きましたが、それを差し引いても力のある作品だと思います!!
ただ、藤島の行動が軽率というか、「?・・・なんでそんなことするの?」と思わせることが多かったのが残念。
壊れていくのはもうちょっと我慢して欲しかったな。
藤島が覚醒剤に手を出したり、無闇に破壊行動を繰り返すことで読ませるより他の方法を考えて!!
って思いました。
覚醒剤は恐いね。
ダメ!ゼッタイ!!っていうメッセージ?

この作家は、なんと今作が小説デビュー。
次回作を楽しみにしています

果てしなき渇き 果てしなき渇き
深町 秋生 (2005/01/27)
宝島社

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文庫も新刊で出ています

吐きたいほど愛してる。 吐きたいほど愛してる。
新堂 冬樹 (2005/01/20)
新潮社
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【2007/06/25 00:11】 | 小説 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
楽園書店 1
心機一転第一回目

このブログを書いてない間、何をしていたかというと、TSUTAYAでDVDを借りまくったり、猫にかまったり、園芸したり。
もちろん本も結構読みましたよ

ちょうどこのブログを止めちゃった辺りから行動範囲が広がったような気がします。
当然、足を向ける本屋さんも増えました。
もとより「本」の看板を見つけたら、一刻も早く家に帰りたくても(基本的にひきこもりなので。。。)行かずにはいられない私。
基本的に本屋には本しかないからして、置いてあるものも大差ないわけで・・・・。
だけど、あそこの本屋で見たあの本が、こちらの本屋ではやたらに輝いて見えたり、強烈なアピールを送ってくるのは何故?
つまり本屋さんっていうのは本を無計画に並べてりゃいいってものではないのだな、との認識を新たにした今日この頃なのです。
勿論、相性もあるでしょう。
今回は私の知っている本屋さんについて★で評価してしまう第一回目
あくまで私目線です。★5点満点

あ●い書店 N野店文字色  
駅から程近く、2階分のフロアを使った広い店内。真向かいには激安の殿堂がそびえ、地下には東急ストアが。
超便利!!
1階には雑誌、新刊文芸書・文庫本・新書、辞書、児童書、趣味の本が豊富に取り揃えられています。
2階にはコミック、美術書、歴史書、写真集、各種専門書。
私が一番行ってしまう本屋さんです。
いつもお世話になっています
だーけーど!!
一番がっかりさせられるのもここ!!
なんで?なんでこんなに本がたくさんあるのに欲しい本が一冊もないの?!
ナンパ(何かないかなと物色)で「おっ!?」っというのが見つからな
いばかりかプロポーズ(アレを買う!と決めて赴く)しに行っても、ない。
それどころかあるべきものがない。
今けっこう面白い作家の新作とか、有名作家の新作とか、発売日に行っても無かったりする。
あったけど売れちゃったのかもしれないけど。。
そして一週間後くらいにこれでもか!っていうくらい積んであったり。
「話題の本」コーナーがずっと変わらないし、同じ本が何箇所にも積まれてたり。
なのにその話題の本の作家の本は揃ってなかったりするの!
いつまで話題なんだよ
と、その本の山を崩したくなるのです。
2Fに行ってもその傾向は変わらず・・。
今は、「のだめカンタービレ」と「20世紀少年」と「デスノート」がぎゅうぎゅう。
なのに「モンスター」は1、2、5、7、7、10巻とか。

なのになのに、なぜかエロマンガは充実。
女子向けホモマンガコーナーと、男子向けのロリコン&妄想コーナーが
マンガ売り場の両翼に配されていますが、一般まんがコーナーから丸見え!!
AVを借りる方が恥ずかしくないと思います。
あと、店員さんがお客を押しのけたり、道を譲らせるのはよくないと思うのだが如何だろう。
とにかく・・・
読み物を探してここをさまよっていると、絶望的な気持ちになるのよ!!
彷徨っても出口のない迷路。ここで朽ちて死んでしまうのかと・・・。
・・・とまあ苦言ばかり書いてしまいましたが、そこは大型書店ですから、気楽に構えてさえいれば何かは見つかったりします。
あと、趣味の本が充実
センスもいい(`ゝω・)!!

この広さと立地条件を生かして欲しい・・・
と切なる願いと期待を込めて
★★


【2007/06/09 00:56】 | 書店紀行 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
光陰如箭
いやぁ〜
時間が過ぎるのはほんとに早いものですね(゚Д゚)!!

前回の日記から早半年以上。
読み返して見ると、なんだかカリカリしてじたばたしてます。私。
最近はイライラしたりムカついてもすぐに忘れてしまうのです。
そんなこと覚えててもしょうがないし
っていうか歳のせい?!

しかしまさに光陰矢の如し。
どうせなら上質な時間をすごしたいものです。

心機一転。
また日記(?)を綴っていくつもり
目に付いた方、お付き合いくださいね
【2007/06/08 23:34】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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