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ドラマはあまり観ないけど、裁判とか弁護士ドラマって好き。
『アリー・マイラブ』とか、『離婚弁護士』とか。 そこには表面的には見えてこない悲喜交々があってまさに人間交差点。 このルポは、北尾トロさんが実際に法廷で傍聴した裁判の模様をレポートしたもの。(あまり上手じゃないイラスト付き) 新聞ネタにもならない小さい事件から、オウム事件、お受験殺人事件などのビッグネームまで、北尾さんは気の向くまま、足の向くまま出かけて行きます。 なんか・・・ そんなもんなの? 事件の痛ましさ(幼女に性的暴行とか)に引き換え、ボンクラな反応の犯人。 芝居がかった涙の反省をする被告に対して下される裁判長のクールな対応。 反対に、やりきれない事件に対して温情なしとも思える判決。 同じ年数食らうとしても、時にそれは長くも感じ、短くも感じ・・・。 どうなんすかねぇ、裁判長! このルポ、北尾氏の目の付け所がなんともおもしろいのです。 事件の内容はもちろん、殺人を犯しちゃった犯人に対し、「ドクロ模様のスウェットはねぇだろ」と思い、やむなく息子を殺害した車椅子の老婆には「ゆるしてやれよ裁判長」と語りかける。 ただ、誰もが楽しく読める本かというと、ちょっと疑問かも! と言うのも、少し前に、週刊新潮に掲載された19歳少年の実名&顔写真を見るか見ないか(ひいては報道について的なこと)で同僚の子とプチ論争になったのです。 私は勿論見る派。(機会があればね。) 見ない派の彼女の言い分も勿論よくわかるのです。が、「こういうの、わざわざ見ない人って身近にいるんだなぁ・・・」と妙な感心をしたものです。 その時、ちょうどこの本を読んでいて、彼女はこの本を手に取らないだろうと思ったのです。 この本、おそらく「見る派」の人はとても楽しめるのではないでしょうか? つまりはちょっと不謹慎な人。 不謹慎と知りつつも、何だか見ずにはいられない人。 野次馬根性とも正義感とも違うんだけど、こういうのなんていうんでしょうか? まあ、とにかく私はこの本を読んで、私も一生に一度くらいは傍聴ってやつをして見たいと思っています。 自分に関係ない裁判ならね(。-∀-)
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